サウジアラビアのアブハ・クラブは7月31日、クラスノダールからポーランド代表MFグジェゴシュ・クリホヴィアク(33)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2024年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。
かつてセビージャでヨーロッパリーグ3連覇に貢献したクリホヴィアクは、2021年の夏にロコモティフ・モスクワからクラスノダールに移籍。2021-22シーズンのロシア・プレミアリーグでは15試合で4ゴール3アシストを記録していたが、ロシアのウクライナ侵攻により状況が一変。
昨年3月に国際サッカー連盟(FIFA)がロシアとウクライナのクラブに所属する外国籍選手および監督へ特別措置を講じたことで、同月にフリーでAEKアテネへレンタル移籍。また、昨夏にはサウジアラビアのアル・シャバブへレンタル移籍していた。
そのアル・シャバブでは、開幕から中盤の底で定位置を確保すると、チームの主力として公式戦全試合に出場し3ゴール2アシストを記録していた。
なお、クリホヴィアクとクラスノダールの契約は2024年まで残っていたが、今夏に双方合意の下で契約を解除していた。