リバプールは7月31日、オランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク(32)が新キャプテンに就任したことを発表した。
リバプールでは長年チームを牽引してきたイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、今夏にサウジアラビアのアル・イテファクへ移籍。後任に注目が集まる中、シンガポールツアー中のチームは31日にファン・ダイクを新キャプテンに、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを副キャプテンに任命した。
新キャプテンに任命されたファン・ダイクは、公式サイトで以下のように喜びを語った。
「今日は僕や妻、子供たち、家族にとって本当に誇らしい日だ。特別な気持ちだし、今は上手く言い表せないよ。でも、本当に誇りに思っている」
「オランダのキャプテンであることはもちろん、とても名誉なことだし、光栄なことでもある。ただ、リバプールのキャプテンになれたことは、僕にとってこの上なく誇らしいことなんだ」
「すごく光栄なことだし、みんなが僕とこのクラブを誇りに思い、幸せになってくれるよう、自分にできることはすべてやるつもりだよ」
2018年1月にサウサンプトンからリバプールに加入したファン・ダイクは、ユルゲン・クロップ監督の下、リバプールの守備を支えると、これまで222試合に出場し19ゴールを記録。30年ぶりのプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝など、7つのタイトル獲得に大きく貢献していた。
また、個人では2018-19シーズンのPFA年間最優秀選手賞やUEFA最優秀選手、UEFA最優秀DFに選出されたほか、2019年にはバロンドールで2位、FIFA最優秀選手賞でも2位に輝くなど、世界を代表するセンターバックとして名を轟かせている。
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