アーセナルは2日、エミレーツ・カップでモナコをホームに迎え、1-1で引き分けた。
アーセナルのDF冨安健洋は62分までプレー、モナコのMF南野拓実は後半から出場している。
6日前に行われたバルセロナとの親善試合を5-3と打ち勝ったアーセナルは、5日後にマンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドを控える中、3トップにエンケティア、マルティネッリ、ヴィエイラを配置。ライスは左インサイドMF、冨安は右サイドバックで先発となった。
イェデルやゴロビンらが先発となったモナコに対し、アーセナルはポゼッションこそ上回るものの、好機を作るには至らない。
すると8分、ゴロビンにミドルシュートでゴールを脅かされると、19分にはディフェンスライン裏へ抜け出したイェデルにGKと一対一の局面を作られる。それでもラムズデールがいずれも凌いで失点は免れた。
しかし31分、CKの流れからフォファナにヘディングシュートを決められ、先制されてしまう。
追う展開となったアーセナルは42分に同点のチャンス。冨安のパスを受けたライスがボックス中央に侵入。シュートを浴びせたが、GKの正面だった。
さらに直後のCKからエンケティアのヘディングシュートがGKを強襲したアーセナルは立て続けに得たCKから同点とする。マルティネッリの左CKからエンケティアのボレーが決まった。
迎えた後半、南野を右ウイングに投入したモナコは開始4分に勝ち越しの好機。しかし左クロスに合わせたイェデルのシュートは右ポストに直撃した。
60分過ぎ、アーセナルが冨安ら7選手を変更した中、試合の強度は落ち気味に。
後半半ば以降もまったりとした展開が続き、見せ場はないまま1-1でタイムアップとなった。
アーセナル 1-1 モナコ
【アーセナル】
エンケティア(43分)
【モナコ】
フォファナ(31分)
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