メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)は3日、日本代表DF吉田麻也(34)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2024年シーズン終了までの1年半となる。
吉田は2022-23シーズン限りでシャルケを退団。チームの守備の要として加入した中、相次ぐ負傷離脱者もいるなどし、チームは低迷。ブンデスリーガに残留すれば、1年間の延長オプションもあった中、チームは2部に降格。吉田も退団となった。
その吉田は、所属チームがないことで“ニート”と自称しており、ベテランの域に達したこともあり、各クラブのファーストチョイスではないことを自覚。移籍市場は1カ月以上あることから、去就決定はもう少し先になるだろうと語っていた。
なお、LAギャラクシーのグレッグ・ヴァニー監督は、吉田の獲得について公式サイトで以下のようにコメントしている。
「マヤをLAギャラクシーに迎えることができて嬉しく思っている。彼はトップクラスのセンターバックであり、類まれな経験とリーダーシップの資質をチームにもたらす」
LAギャラクシーは、かつてデイビッド・ベッカムやスティーブン・ジェラード、ロビー・キーン、ズラタン・イブラヒモビッチなどヨーロッパのスター選手もプレーしたクラブ。現在は、チチャーリートで知られるメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(ヒザの前十字じん帯断裂で今季欠場)、ブラジル代表MFドウグラス・コスタ、元バルセロナのMFリキ・プッチ、ウルグアイ代表DFマルティン・カセレスが所属している。
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