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浦和GK鈴木彩艶はやはりシント=トロイデンに? シュミット・ダニエルは移籍の可能性大、ユナイテッドからの関心を断りベルギー行きへ

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浦和レッズのU-22日本代表GK鈴木彩艶(20)は、シント=トロイデン移籍が近づいているようだ。ベルギー『Het Belang van Limburg』が伝えた。

幼少期から浦和でプレーし、そのままトップチームに昇格した鈴木。アメリカ出身でガーナ人の父を持ち、その身体能力の高さは大きな評価を得ている一方で、元日本代表GK西川周作の牙城をなかなか打ち破れていない。

その鈴木には、マンチェスター・ユナイテッドが控えGKとして獲得に関心を寄せているという報道が。Jリーグでも出番がほとんどない中で、ヨーロッパのビッグクラブからの関心は大きな話題となった。

鈴木は移籍を望んでいないとその後に報じられたが、ユナイテッドは控えGKの確保に動いており、継続して鈴木の獲得を目指しているという。

ただ、鈴木は出番が見込めないユナイテッドへの移籍は望んでおらず、今季はチームに残りたい考えがあるとのこと。仮に移籍が実現しても、レンタルで半年間浦和に残るのではないかと、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は伝えた。

そんな中、同様に獲得に熱心なのがベルギーのシント=トロイデン。日本代表GKシュミット・ダニエルがいるものの、シュミットにはクラブ・ブルージュへの移籍が噂され、移籍する可能性が高いことを立石敬之CEO(最高経営責任者)も認めている。そのシュミットの代役として鈴木を獲得するというもの。すでに獲得に近づき、後任として考えがまとまっているという。

シュミットの控えになる可能性もあるが、それでもユナイテッドよりは出番が回ってくる可能性も高く、浦和でも出番がない現状を考えれば、より高いレベルでの可能性に懸ける可能性はありそう。2024年にはパリ・オリンピックも控えており、出番がない現状を打破する必要はある。

シント=トロイデンは、今夏MF伊藤涼太郎、DF小川諒也、MF山本理仁、MF藤田譲瑠チマと4名の日本人を獲得。さらに、シュミット、DF橋岡大樹、FW岡崎慎司が所属しており、日本人が多い環境も初のヨーロッパ挑戦には大きな手助けとなりそうだ。

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