浦和によると、5月6日(土)に埼玉スタジアム2002で行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の決勝第2戦アル・ヒラル戦のチケットが、REX TICKETおよびJリーグチケット以外での転売されていることが確認されたという。
浦和は過去のACL決勝進出時にチケット転売が横行したことを受け、チケットの販売時に1人あたりの購入回数や購入枚数の上限を設けて対策。しかし、今回も同じ事態が起きてしまった。
浦和は「REX CLUB会員のみなさまのみへの販売とさせていただいている現段階で、このようなお知らせをせざるを得ないことは非常に残念でなりません」と声明を発表している。
なお、浦和のホームゲームチケットに関しては、「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(「チケット不正転売禁止法」)」の要項を満たした「特定興行入場券」となっており、非公式チャネルでの転売行為に対しては、「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(チケット不正転売禁止法)が適用されルトのこと。「特定興行入場券」の不正転売、または不正転売を目的としてチケットを譲り受けた場合、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があるという。
さらに、浦和は規約でもチケット転売を禁じており、非公式チャネルでの転売を行った行為者を特定すべく作業、手続きを進めているとのこと。特定された場合は、REX CLUB会員資格の剥奪等、必要な措置を講じるほか、警察との連携を含め然るべき措置を検討、実施していくという。
なお、不正転売されたチケットは無効となり、入場はできないこととなる。
浦和はチケット転売に関して声明で注意喚起を行っている。
「私たち浦和レッズは、浦和レッズとファン・サポーターのみなさまとの間に悪意をもって介在しようとするこうした悪質な行為を強く否定します」
「ファン・サポーターのみなさまにおかれましては、非公式チャネルでの転売行為はもちろん、非公式チャネルでのチケットのご購入につきましても絶対におやめいただきますようお願いいたします」