シュツットガルトは21日、ブンデスリーガ第29節でアウグスブルクとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。シュツットガルトのMF遠藤航とDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気はベンチ入りも出場機会はなかった。
前節ドルトムント相手に10人となった中、3点を奪って貴重な1ポイントをもぎ取った16位シュツットガルト(勝ち点24)は、[3-4-2-1]で臨み、遠藤がボランチ、伊藤が左センターバックでスタメンとなった。
14位アウグスブルク(勝ち点29)に対し、立ち上がりから守勢を強いられたシュツットガルトは8分に失点。マイアーの右クロスをベリョにダイビングヘッドで決められた。
早々に失点したシュツットガルトは12分、敵陣でボールを奪った流れからヒューリッヒがGK強襲のシュートを浴びせる。さらに16分には遠藤に同点のチャンス。しかしヒューリッヒの左クロスをシュートしにかかるもギラシーと被ってしまい、空振りとなってしまった。
しかしその後は押し込まれる展開が増え、前半半ば以降も好機を作れずに1点ビハインドのまま前半を尾えた。
迎えた後半、サイラスとクリバリを投入したシュツットガルトだったが、膠着状態を打破するには至らない。しかし78分、遠藤が同点弾を挙げる。FKの流れからトマスのフィードを受けた遠藤がシュートを決めきった。
遠藤の今季4点目で試合を振り出しに戻したシュツットガルトだったが、逆転弾を奪うには至らず。勝ち点1を積み上げるに留まり、順位を上げることはできなかった。