バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、ファーストチームに初招集したU-19スペイン代表FWラミン・ヤマルについて言及した。スペイン『アス』が伝えた。
バルセロナはラ・リーガで現在首位。2位のレアル・マドリーとの勝ち点差は「11」という状況だ。
そのバルセロナは23日に3位のアトレティコ・マドリーと対戦。両者の勝ち点差は「13」で、勝利すれば優勝へのカウントダウンが始まることとなる。
そんな中、アトレティコ戦に向けたメンバーリストの中に、衝撃が。2007年生まれの15歳の左利きアタッカー、ラミン・ヤマルが招集されることとなった。
ラミン・ヤマルは、ラ・マシアの至宝として新たに注目を集める逸材。15歳でデビューとなれば史上2番目の若さとなるという。
試合に向けた記者会見に臨んだチャビ監督は、ラミン・ヤマルについて言及。チームのオプションになるとし、その才能を高く評価した。
「リストに載っているということは、オプションということだ。我々は多くの若者にチャンスを与えてきたが、彼らには才能があり、我々を助けてくれるだろう」
「彼は7月で16歳になるが、1対1ができ、パスも出せ、力強さもある。彼はクラブで自分の足跡を残すことができるだろう」
また、年齢的にプロ契約はまだ結べる状況ではないが、今回の招集はバルセロナと契約をするかどうかとは関係ないとコメント。ただ、トレーニングで見せたものに感銘を受けたと明かした。
「我々は現在に焦点を当てている。現在というのは、彼が今週我々と一緒にトレーニングしたこと、我々が目にしたものを気に入ったということだ」
「そしてそれは、彼の契約状況とは無関係だ。とても優れたサッカーコンディションと才能を持っている」