ナポリは33年ぶりのスクデットなるか! 指揮官「長いこと望んだゲーム」

今季を通じてセリエAを引っ張り、31試合を戦って2位ラツィオに17ポイント差で首位を独走するなか、30日の第32節でサレルニターナをホームに迎え撃つナポリ。今節も勝って、同日の早い時間帯の試合でラツィオがインテルに引き分け以下なら、1989-90シーズン以来となる3度目の優勝が決まる。

今節に決まらずとも、33年ぶりのスクデット獲得がもはや時間の問題という状況だが、スパレッティ監督はサレルニターナ戦が行われる30日を街全体が期待に胸を膨らませ、パーティーの始まりを待つ日と評し、前日に控えての決意を語った。

「今夜の就寝前に極端な挑戦に直面していると思うことだろう。ただ、正しい方法でそれに立ち向かえば、何か違うものが得られる。長い間、ここでこのようなゲームをやりたいという思いだった。いつもと同じように、何を準備すべきか、そしてピッチ上で何をすべきかはわかっている」

そんなサレルニターナ戦は当初、29日の開催を予定したが、セキュリティの問題で30日に。だが、イタリア人指揮官は「進むべき方向は前からわかっているし、違うことをする必要なんてない」と気にも止めず、全力を尽くすのに変わらないと話した。

「これまでと同じように真っ直ぐ進んでいくしかない。我々がコントロールしかねるものであり、そこに適応していくんだ。今日であっても準備できているし、明日でも自分たちが持つ力をすべて発揮する。たとえ持っていない力でもね。ただプレーしたいだけだ」