レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、古巣相手に見事なゴールを記録した。
2日、ラ・リーガ第33節でソシエダ はマドリーとホームで対戦。久保は右サイドで先発出場した。
古巣との対戦であり、トップ4フィニッシュに向けては負けられない一戦。リーグ優勝がほぼなくなった今、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ(CL)に懸けるマドリーはメンバーを少し落としての戦いとなった。
前半から互いに譲らずに見所のある試合だったが、ゴールレスで終わることに。すると後半開始早々の47分に久保が見せつける。
GKティボー・クルトワからのビルドアップをスタートしたマドリー。しかし、パスを受けたエデル・ミリトンが持ち出そうとするが、アレクサンダー・セルロートが猛然とプレス。すると、キャンセルしたミリトンがそのままクルトワにバックパスをする。
しかし、不用意に中を確認せずにパスを出すと、クルトワのポジションと合わず。すると、これを狙っていた久保が落ち着いて無人のゴールに蹴り込み、ソシエダが良い時間帯に先制した。
このゴールにファンは「レアルへ強烈な恩返し」、「詰めてたのもさすが」、「日本の誇り」、「我慢できなくてパフォしちゃう久保さん好き」、「本当に素晴らしい」、「プレスのかけ方抜群に上手い」、「ゴールに対する嗅覚がさすが」と称賛のコメントが寄せられている。
ソシエダはその後もマドリーを寄せ付けず。85分には、アンデル・バレネチェアが追加点を奪い、2-0で勝利。4位をしっかりとキープした。
久保はこのゴールで今シーズンのラ・リーガ8点目。日本人最多ゴール記録を更新するとともに、二桁ゴールも現実的なものとなってきた。