ユベントスは3日、セリエA第33節でレッチェをホームに迎え、2-1で競り勝った。
前節ボローニャ戦では連敗こそ3で止めたものの、引き分け止まりとなった3位ユベントス(勝ち点60)は、ヴラホビッチと負傷明けのディ・マリアを2トップとする[3-5-2]で臨んだ。
16位レッチェ(勝ち点31)に対し、開始3分にセーサイにネットを揺らされたユベントスだったが、わずかにオフサイドで助かった。
すると15分に先制する。ボックス手前中央で得たFKをパレデスが直接蹴り込んだ。
パレデスの移籍後初ゴールで先制したユベントスは25分にリードを広げかける。ファジョーリの浮き球パスをミレッティがボレーで蹴り込んだ。だが、VARが入ってオフサイドがありノーゴールに。
すると30分、デ・シリオが右ヒザを負傷するアクシデントに見舞われたユベントスは、36分にPKを献上。ボックス内のダニーロがハンドを取られた。これをセーサイに決められ、試合を振り出しに戻されてしまう。
だが41分、すかさず勝ち越す。左サイドからのコスティッチのクロスをヴラホビッチがボレーで蹴り込んだ。ヴラホビッチに12試合ぶりのリーグ戦ゴールが生まれたユベントスが2-1とリードしてハーフタイムに入った。
迎えた後半、開始3分にFKの流れからミレッティに決定機のあったユベントスが重心を下げながらレッチェに対応。すると63分に追加点のチャンス。だが、CKからダニーロのヘディングシュートはバーに直撃した。
後半半ば以降もリスクを排除した慎重な戦いでリードを保ったユベントスが2-1で逃げ切り。5試合ぶりの勝利を手にしている。