ナポリは7日、セリエA第34節でフィオレンティーナをホームに迎え、1-0で辛勝した。
3日前の敵地でのウディネーゼ戦で33年ぶりスクデットを決めたナポリは、ホーム凱旋試合となった中、クワラツヘリアやロボツカ、GKメレトらをベンチスタートとした中、オシムヘン、ロサーノ、ラスパドーリの3トップで臨んだ。
8位フィオレンティーナ(勝ち点46)に対し、オープンな展開で推移すると15分にピンチ。ヨビッチのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゴッリーニが好守で凌いだ。
さらに19分、自陣ボックス付近でエスティゴーアがスリップしてボールを失い、ヨビッチにGKとの一対一の局面を作られるもここもゴッリーニが防いだ。
前半半ば以降もオープンな攻防が続いた中、ナポリは決定機を作れずゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、ロボツカとジエリンスキを投入したナポリは開始2分にPKを獲得。ボックス内に侵入したロボツカがアムラバトに倒された。
しかしキッカーのオシムヘンはGKテラッチアーノにシュートを止められてしまう。先制のチャンスを逸したナポリは前半同様に互角の攻防を強いられるも、72分にPKを獲得。
クワラツヘリアがボックス左で仕掛けたところをニコラス・ゴンサレスに倒された。このPKを今度こそオシムヘンが決めてナポリが先制。
終盤にかけてはフィオレンティーナの反撃を許さなかったナポリがウノゼロ勝利。スクデット決定直後の試合を勝利で締めくくった。