アーセナルはウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)の獲得に自信を持っているようだ。
プレミアリーグで2位につけ、マンチェスター・シティと優勝争いを繰り広げるアーセナル。すでに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場は確定させ、19年ぶりのリーグ優勝を果たせるかが注目されるなか、ミケル・アルテタ監督は来季の過密日程に備えたスカッドの強化を望んでいる。
そんなクラブがトップターゲットとしているのがライスだ。24歳ながら主将として今季公式戦44試合に出場してチームを牽引し、イングランド代表でも存在感を放つ選手を、アルテタ監督は高く評価。一方で、ライスに対してはチェルシーやリバプールも獲得を狙っており、争奪戦は必須となっている。
それでも、イギリス『ミラー』によると、アーセナルは今夏のライス獲得に自信を深めている模様だ。クラブは現在ウェストハムで週給6万ポンド(約1000万円)を受け取るライスに対して、週給24万ポンド(約4000万円)の条件を提示する予定だという。
一方で、ウェストハムはライスに対して最低でも1億ポンド(約170億円)以上の移籍金を求めることが予想されており、アーセナルがクラブレコードとなる投資を決断するかが注目される。