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降格圏の19位転落、レスターがロジャーズ監督と契約解除…改善見られず決断

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レスター・シティは2日、ブレンダン・ロジャーズ監督(50)と双方合意での契約解除を発表した。

ワトフォードやレディング、スウォンジー・シティ、リバプール、セルティックで指揮を執ってきたロジャーズ監督は、2019年2月にレスターの監督に就任した。

レスターではこれまで公式戦204試合を指揮し、96勝37分け71敗。2018-19シーズンは9位に終わるも、2019-20シーズン、2020-21シーズンは5位、2021-22シーズンは8位フィニッシュ。2020-21シーズンはFAカップをクラブ史上初めて制していた。

しかし、今シーズンは守護神のGKカスパー・シュマイケル(ニース)やDFヴェスレイ・フォファナ(チェルシー)といった経験者が退団。すると開幕7戦未勝利、6連敗と大きく苦しみ、28試合を消化して7勝4分け17敗の勝ち点25で降格圏の19位に位置。1日のクリスタル・パレス戦でも敗れ、公式戦では7戦未勝利となっていた。

4年にわたり指揮を執ってきたロジャーズ監督。クラブ史上最も成功した監督の1人としても名を残した一方で、残留の可能性が十分ある中でも今季の低迷ぶりを立て直すことはできずにチームを去ることとなった。

クラブのアイヤワット・スリヴァッダナプラバ会長は、今回の解任についてコメントしている。

「ブレンダンの管理下にあるチームの成果は、それ自体が物語っている。我々は彼の指導の下で、最高のサッカーの瞬間をいくつか体験してきた。ピッチで我々が到達するのを助けてくれた彼と、彼のスタッフに感謝している」

「ピッチ外ではブレンダンはクラブの文化を受け入れ、特にシーグレイブへの移行中に優れた開発環境の育成を支援し、コロナウイルスのパンデミックという前例のない挑戦の中で、強烈なリーダーシップを発揮した。レスター・シティの歴史における彼の地位は確実だ」

「しかし、今シーズンのパフォーマンスと結果は、我々が期待するものを下回っている。特に、ブレンダンの管理下での以前の業績を考えると、継続性と安定性が我々のコースを修正するためのカギになると我々は信じていた」

「残念ながら、望ましい改善は見られず、シーズン残り10試合で、理事会はプレミアリーグのポジションを守るために代替措置を講じることを余儀なくされた」

「最後の10試合で我々の前にある課題は明らかだ。我々は今、ファン、選手、スタッフが一丸となり、プレミアリーグのクラブとしてのポジションを確保するために、落ち着いて、クオリティ、そして戦う姿勢を示す必要がある」

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